Top > PalmPre > HongKongSim

入れてみると…

電脳中心買物隊で買った香港のSIMカードをPreに入れてみた。この"3"社のカード、国外ローミングも可能で、日本ではドコモとソフバンで使えるらしい。

電波状況と通話

SIMカードを入れてみると、それだけでドコモの電波をつかみ、画面左上に「NTT DOCOMO」と表示され、アンテナマークも3〜4本立っている。アンテナマークの左にはローミング中であることを示す「R」のマークが表示される。SIMカードのマニュアルには特定の番号に電話をかけることでアクティベーションを行うよう指示があるのでそれを行なうと、自電話番号やパスワードの記入されたショートメッセージが届く。電話アプリのPreferencesからキャリアを変更することが可能で、キャリアの探索を行なうと「JP DOCOMO」と「Softbank」が候補として表示される。早速自宅の番号に電話をかけてみると、ちゃんと繋がった。データ通信はそのままではできず、電話アプリのPreferencesからデータローミングをonにしてAPNやら何やらを設定しなければならない。

データローミングと通話権の追加

ここで私は失敗を犯す。データローミング中に調子にのって1MBのデータを転送したら、カードの残金(これはプリペイドカードであり、150HK$分の通話権が入っていたのだが)をほとんどすべて使ってしまうことになった。ローミング料金は高いなぁ。このカードはオンラインで通話権の追加も可能であるとのことだったので追加を試みたが、現時点ではうまく追加できていない。

測位機能

しかし、通話ができなくても、Preの画面にキャリア名とアンテナマークが表示されているというのは気持ちのいいものである。それと、通話料金を使わずに利用可能なサービスもあった。位置情報の取得機能である。Preの位置情報取得機能(Googleの機能を使っていると思われる)には不完全なところがあって、本来は、GPSのきかない屋内であっても、WiFiにより測位が可能なはずなのだが、移動するWiFiアクセスポイント(モバイルルータなど)があると、測位機能が攪乱されて全く別の位置が測位されることがある。しかし、SIMカードが挿さっていて電波をつかんでおれば、3G基地局の位置による測位機能が働くため、全く見当はずれな位置を表示するということはなくなった。

Tag: Palm HP Pre webOS 香港SIM